「愛マップ・プロジェクト」始動!(2)
- 公開日
- 2013/05/08
- 更新日
- 2013/05/26
愛マップ
次に、「愛すること」と「防災」とのつながりについて、城下先生のお話をご紹介します。
●これまでの「防災マップ」は作ったら終わり
これまで防災の専門家は「自分のまちを好きになってください」と言ってきました。
しかし、結局のところ、専門家が、私たち住民を自分のまちを好きにはさせてくれなかったのです。
例えば、「防災マップ」。
地域の学校や住民が協力して「防災マップ」を作成します。
その地域の人々には有用なマップが出来上がります。
それを専門家である行政に持っていっても、「それはごくろうさん。でもしょせんは市民がやったことだから、行政とは関係ないよ」という姿勢なので、せっかく作った防災マップはそこから広がることもなく、作ったら終わりの状態になってしまうのです。
このような専門家の姿勢が、住民の心が地域から離れてしまうきっかけになってしまったのだそうです。
●「愛マップ」は愛が活用される防災マップ
「愛マップ」も「防災マップ」の形を取りますが、作って終わりにしない仕掛けを、城下先生や専門家の方がいくつも考えてくださっています。
・情報収集はタブレットPCで
・集めた情報を入力するためのソフトを開発
・できあがった地図はネット上で公開
・誰でも見られる地図、誰でも変えられる地図
・地図から生まれるつながり
・地図の変更履歴は、まちの変遷の歴史となる
●「愛マッププロジェクト」の全体スケジュール
上記のような活動を、子どもたちを中心に、今年度を通して行う予定です。
おおまかな流れをまとめましたので、ご覧ください。
「説明会」以外の日程については、まだ未定です。順次お知らせしていきます。
工程表はこちら
なお、右欄の「配布文書」からも見ることができます。
●説明会のお知らせ
上記のような仕掛けについて、詳しい説明会を開催します。
ちょっとおもしろそうだな、と関心を持っていただけたなら、生徒だけでなく大人の方も大歓迎です。ぜひご参加ください。
5/25(土)午前中 小牧中学校にて
開始時間、場所等は、決まりしだい、再度ご案内します。