学校日記

使いたくなる状況を  英語の授業づくり

公開日
2019/10/01
更新日
2019/10/01

お知らせ

 6年生の英語では日本語の説明をせずに行う授業もあります。場面を設定し、状況を示し、英語を伝えます。子どもたちは、頭を、脳みそをフル回転し、先生は何を伝えようとしているのか、どんな場面で、どんな英語を使うかを考え、感じ取ります。そして英文のルールを自分から見つけていきます。始めよくわからなかったことが、始め曇ってもやもやしていたものが、あるとき、「そっかぁ〜 わかった〜」と雲がクリアされ青空になり、喜びに変わります。自分の力で発見したことは忘れにくいです。決して簡単ではありませんが1回目でわからずとも、次の授業、その次の授業で気づけばOK、という仕組みで構成されています。
 南小の6年生は積極的で粘り強いのでこの1年でかなり力をつけそうです。

特に気をつけているのは、こういうときはこう言うんだよ、ではなく 新しく学ぶ英語を使いたくなる、使うと相手に伝わって気持ちも通じる、そんな場面作りを工夫しています。見たらすぐわかる物に What is that? と言いたくなるわけはありません。本当に「なに?」と思わせるものを選び、提示の仕方も工夫しました。担任の先生との協同授業です。担任の先生もしっかり授業準備をして子どもたちを惹きつけます。
 授業の成功の鍵は「準備力」です。南小ではどの先生も、当然ながら準備、工夫に力を注ぎ、授業に臨んでいます。