オオムラサキが帰ってきた!
- 公開日
- 2025/12/26
- 更新日
- 2025/12/26
コラム
6月に地域の方から譲っていただいたオオムラサキの幼虫。
幼虫からサナギへ
サナギから蝶へ
校舎2階の中央廊下に即席の観察スペースを設けて、みんなで見守りました。
蝶になって外の世界に飛び立たせてあげられたのは、2頭。
サナギから蝶へと羽化したものの、うまく羽を乾かせずに観察スペースの中で死んでしまった3頭。
幼虫からサナギになれなかった1匹。
蝶になって飛び回るのが当たり前ではないことを、学ばせてもらった3週間でした。
光中で羽化したけれど、広い世界に飛び立たせてあげられなかったオオムラサキを、きれいな形で保存したいと”蝶の博士”に相談をしたところ、4か月間という長い時間をかけて、丁寧に羽を広げ、標本を作ってくださいました。
小牧で見られる蝶たちも一緒に標本にして、寄贈してくださいました。
年明けに、生徒の皆さんに見てもらえるよう準備をしたいと思います。お楽しみに。