2学期始業式
- 公開日
- 2021/09/01
- 更新日
- 2021/09/01
校長室から
おはようございます。
42日間の長い夏休みが終わりました。1学期の終業式で「無事に夏休みを過ごしてください」というお話をしました。今日、みなさんが、大きな事故やけがなく無事に登校したことをとてもうれしく思います。
今年の夏休みもいろいろな意味で特別でした。夏休み前半は、いつもの夏以上に暑い日が続きましたが、8月に入ると一転して大雨の日が続き、大きな災害もありました。そして、新型コロナウイルス感染症にかかる人が全国で増え続け、愛知県には、緊急事態宣言が出されています。
病気にならないよう、いつも以上に気をつけなくてはいけなかったので、夏休みとはいえ、新しいことを発見したり体験したりする機会も少なかったのではないでしょうか。みなさんにとっては楽しいこと、楽しみにしていたが減ってしまい残念なこともあったと思います。
今日から2学期の生活が始まりますが、これからの学校生活もいつも通りにはできないことがたくさんあります。運動会をはじめ、校外学習、野外学習、修学旅行などの大きな行事はもちろん、日常の学校生活も今まで通りではできません。残念なことですが、こんな状況の今だからこそ、考え、学び、実行できること、すべきことがあります。感染症や熱中症を予防し、心も体も健康でいるためにはどうしたらよいか、グループやペアでの話し合いが今まで通りにできない中で、どのように友だちと協力して学んでいくかなど、こんな状況だからこそ、真剣に考え、そして行動しなければなりません。
特に、変異して感染力が強くなったといわれている新型コロナウイルス感染症、その他熱中症などを防ぐための意識や行動については、担任の先生といっしょに、しっかり確認をしてください。
さて、今日9月1日は「防災の日」です。これは、今から100年ほど前の1923年に起きた大災害「関東大震災」を教訓に、地震やこの時期に多い台風などの自然災害に対しての備えを、今一度確認するための日です。
自然災害や交通事故などの「まさか」のできごとは、いつ、どこで起きてもおかしくありません。「まさか」のことが起きたときにどうするのか、これからも、何ができるのかを学んだり、家の人と話し合ったりしていきましょう。
いろいろ大変な中ですが、みなさんに頑張ってほしいことは変わりません。
コロナ禍にあっても大切なのは「自ら」学ぶこと、そして「ともに」学ぶこと。そのために、2学期も、みんなで『いっしょに』がんばっていきましょう。
お話を終わります。