朝会<人権週間>
- 公開日
- 2021/12/01
- 更新日
- 2022/11/25
校長室から
全校のみなさん、おはようございます。
今日の朝会では、「人権」のお話をします。
12月4日(土)から10日(金)までは、「人権週間」です。これは今から73年前の1948年12月10日に、世界各国の代表が集まる国連で、世界中の人が幸せに暮らせることを願って「世界人権宣言」を採択したことに由来します。
「人権」とは、「ここにいるみなさん一人一人が、楽しく生きていく権利を持っていて、それはだれも妨げてはならない」ということです。
では、人権を「守る」「守られる」とはどういうことでしょうか。それは、例えば学校では、みなさん一人一人が楽しく学校生活を送ることができる、ということです。
自分だけがおもしろおかしく、楽しいと思うことだけをして生活するだけでは、決してみんなが楽しく生活していくことはできません。他人のことを考えていない楽しさは、どこかで誰かを傷つけたり、嫌な思いをさせたりしているからです。
ここにいる全員が楽しく、いっしょに生活していくための第一歩は、相手のことを思いやること、そして学級や学校が優しく穏やかな集団になることです。それは、持続可能な開発目標<SDGs>として国連が掲げる「だれ一人取り残さない」社会の実現につながります。
この機会に、人権について改めて学び、考えてみましょう。
以上で、お話を終わります。