学校日記

6年 理科出前講座 風力発電機作り

公開日
2024/12/06
更新日
2024/12/06

6年

 12月6日(金)理科の出前授業。
 テーマは「風力発電機を作ってみよう!〜技術の力を体験しよう〜」。
 日本技術士会の方を講師に、風力発電機作りと発電量の「カイゼン」に挑戦しました。

 まずは、ペットボトルで風車作り。風車ができたらモーターと連結。扇風機で回しテスターで電圧を測定して発電量を確認します。しかし、最初はなかなか発電量が上がりません。テスターの数値に一喜一憂です。
 そこで、どうすれば発電量がもっと増えるのか「カイゼン」に挑戦。
 羽根の形や角度などをどう工夫するか、チームで話し合い、再チャレンジ、再々チャレンジしました。「カイゼン」の成果でどんどん増える発電量。最高値は、何と3.0ボルト。乾電池超えの風力発電機ができました。

 理科の発展学習であるとともに、キャリア教育にも連動する本講座。
 活動には、将来、大人になって仕事をする上で、大切なことがたくさん詰まっていました。
 講座のまとめで、技術の発達を通して見た10年後の未来を考えながら、問題を解決する力、工夫する力、好奇心の力、挑戦の力、共創の力、伝える力、多様な学びの力、そして探究の力を錬磨することで、未来が拓かれることが伝えられました。。
 それは、小学校生活も最終盤、卒業、中学校進学を経て、いずれそれぞれの進路に踏み出す6年生の未来への、思いのこもったメッセージでもありました。