最新更新日:2024/06/08 | |
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【重要】8/31 PTAの各委員会について
明日(8/31)のPTA委員会についてのお知らせです。
この週末は、台風15号の影響が心配されています。 明日のPTA委員会(総務委員会・全委員会)の開催の可否については、明朝7:45の時点で判断し、学校から「緊急メール」でお知らせしていただけることになりました。 役員、地区委員の皆さんは、明朝の「緊急メール」をご確認ください。 なお、開催される場合の日程は、以下のとおりです。 【日程】 9:00 〜 9:40 総務委員会 9:40 〜 10:10 全委員会 10:10 〜 10:40 校長先生の「学校がよくわかる話(2)」 【場所】 多目的ホール 「ネット依存の子どもたち」に想う(2)
学校や家庭での「ネットモラル教育」や「啓発活動」が必要だ、ということは常々言われていることですし、この「PTAの部屋」でも度々話題にしてきました。
「それはわかってるんだけど、どうしたらいいのかわからない」という保護者の方も多いと思います。 この「ネット依存」という問題は、私たちが考える以上に、複雑で根が深い問題のようです。 まずは、「現状を知る」ことから始めませんか? 一口に「ネット依存」と言っても、前の記事に書いたようにさまざまな問題が起きている、ということを「知ること」から始めましょう。 ネットに関連する問題として、少し前までは「出会い系サイト」で被害に遭う子どもたちのことがありました。 それがなくなったわけではありませんが、最近は「ネットいじめ」が大問題になってきています。 このように、ネットに関しては次々と新しい問題が起きてきていています。 私たちは、まずそれらを「知ること」が大切だと思うのです。 現状を知らなければ、問題に気付くことができませんし、子どもたちのサインを見逃してしまうかもしれません。 「知る」ためには、どうするか? 「関心を持つ」ことだと思います。 関心を持つことで、意識が高まりますし、関連する情報をキャッチすることができます。 これは保護者だけでなく、学校にも言えることですね。 学校には、そういった「関連する情報」が集まってきます。 それを保護者と共有すれば、大人たちの意識が高まって「子どもたちのために、一緒に取り組もう」という動きにつながるのではないでしょうか。 どこか遠い世界のお話しではありません。 今、現実に、目の前の子どもたちの間で起きている問題なのです。 ぜひとも関心を持っていただき、みんなで「現状を知る」ことから始められるといいですね。 【関連記事】 ●ネット依存の子どもたち(上) 8/21 ●ネット依存の子どもたち(中) 8/22 ●ネット依存の子どもたち(下) 8/23 「ネット依存の子どもたち」に想う(1)
最近よく耳にするようになった言葉に「ネット依存」という言葉があります。
連日のように新聞、テレビなどのニュースで取り上げられているので、保護者の皆さんもよくご存じですね。 以前、小牧中HPでも、校長先生が記事を書いて下さいました。 厚生労働省の調査の結果、中高生に「ネット依存」が広がっており、睡眠に悪影響が出ている、という内容でした。 (【小牧中HP】新聞記事「ネット依存の中高生、51万人・・・睡眠に悪影響」 8/3) 夏休み中、子どもたちの様子を見ていると、より「ネット依存」が進行しているように感じられます。 自由な時間が増えた分、ネットにつながる時間も増えてしまっています。 ただでさえ生活リズムが狂いがちな休み中に、ネットも加わって、完全に昼夜逆転の子どもがたくさんいます。 このまま2学期が始まってしまうと、2学期は行事も盛りだくさんですし、まだまだ暑い日も続き、体力的にも厳しい日々となりますので、子どもたちは乗り越えられるだろうかと心配しています。 先週、中日新聞の家庭欄で「ネット依存の子どもたち」という連載がありました。 ご覧になった方もいらっしゃることと思いますが、3回に渡った連載で書かれていた内容を、簡単にご紹介します。 「ネット依存の子どもたち」が、今、抱えている問題について書かれた記事です。 ・「つながり」に終日縛られ 子どもたちの間で爆発的に広まって利用されている「LINE」に代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の使い方により、子どもたちがスマホやケータイを手放せない状態に陥っている。 「返信」することに負担を感じていながら、仲間はずれやいじめにつながるのを恐れてやめられない。 ・体調不良、生活に支障も オンラインゲームなどにのめり込み、昼夜問わずやり続けることで体調を崩す。 自律神経のバランスが崩れ、体調不良ばかりでなく、現実とネットの区別がつかなくなることも。 ネット依存の低年齢化が進んでいる。 ・背景に家庭環境や孤独感 現実の生活で孤独感を感じていたり、じぶんが認められていないという不満があるとネットの世界にのめり込みやすい。 ネット依存には、家庭環境やいじめなどの人間関係が影響している場合もある。 これらの記事は、中日新聞Webサイトで読むことができます。 ぜひ一度ご覧ください。 【関連記事】 ●ネット依存の子どもたち(上) 8/21 ●ネット依存の子どもたち(中) 8/22 ●ネット依存の子どもたち(下) 8/23 【お知らせ】8/31 PTAの各委員会があります
8/31(土)に、PTAの各委員会が開催されます。
日程と会場は以下のとおりです。 今回も、6/22(土)のPTA委員会と同様の流れとなり、校長先生の「学校がよくわかる話」もやっていただきます。 PTA役員、地区委員の皆さま、ぜひご参加ください。 なお、現在「台風15号が週末に東海地方に接近のおそれ」との予報が出ています。 もしも警報などが発令された場合の対応については、随時「PTAの部屋」でお知らせしますので、ご確認ください。 【日程】 9:00 〜 9:40 総務委員会 9:40 〜 10:10 全委員会 10:10 〜 10:40 校長先生の「学校がよくわかる話(2)」 (必要な委員会のみ) 10:40 〜 専門委員会 【会場】 多目的ホール 心が「夏バテ」していませんか?
楽しかった夏休みも、今週いっぱいで終わります。
「やれやれ」とほっとしている保護者もたくさんいらっしゃることでしょうね。 来週から2学期が始まりますが、お子さんの準備はできているでしょうか? できるだけ早めに「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムが取り戻せるように、保護者も少し手助けしてあげられるといいですね。 生活リズムを立て直して、体調を整えることはもちろんですが、心の準備も大切ですね。 長い休みのあとは、新たなトラブルが起こったり、落ち着いていた関係が崩れたり、といった問題が起きやすいそうです。 また、夏休み中に何かトラブルがあり「学校へ行きたくないな」と悩んでいる子どももいるかもしれません。 先日、ニュースで『名古屋法務局と愛知県人権擁護委員連合会が、【子どもの人権110番】という無料電話相談をしていて、今週は「いじめ相談強化週間」として、いつもよりも長時間の電話相談をやっている』ということを知りました。 もし「誰にも相談できずに悩んでいる」ということがあれば、利用してみてはどうでしょうか。 幸いお子さんには必要がなくても、もしかしたらお子さんの友達の中に悩みを抱えている子どもがいるかもしれません。 ご家庭で話題にしていただくことで、「こんな電話相談をやっているよ」という情報を親子で共有して、そこから必要な人に届くようになるといいなと思っています。 また、電話相談以外にも、法務省ではインターネットでも相談窓口を設けているそうです。 ケータイからも利用できるので、こちらの方が気軽に利用できるかもしれませんね。 インターネット人権相談では、「大人用」「子ども用」の窓口があります。 ●法務省:インターネット人権相談窓口へようこそ! ここ数日は、急に朝晩は涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い日が続いています。 体も心も「夏バテ知らず」で、元気に2学期を迎えたいですね。 【市P連】8/23 日本PTA全国研究大会
8/23(金)三重県にて、「第61回日本PTA全国研究大会」が開催され、母親代表の土屋さんが参加されました。
今年度は「第69回東海北陸ブロックPTA研究大会」も同時開催となり、全国からPTAの皆さんが集まりました。 土屋さんからのコメントです。 ********** 最初のアトラクションは、和太鼓の演奏。 次に「国際理解」の分科会に参加。 分科会では、四日市大学の冨田与先生の講演をお聞きしました。 冨田先生は「保護者は子どもの伴走者」であるとお話され、子どもの興味があることに、親は寄り添ってあげるとよい、と教えていただきました。 三重のゆるキャラの「ほにゅうどう君」も登場し、楽しく、勉強になった一日でした。 ********** 「第3回特別講座」で大人の学び(3)『最終回』
「第3回 親子で学ぶ小牧中特別講座」での大人の学びの第3回(最終回)です。
☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら ●いのちを大切にする 「身体のいのち」は限りがあります。 でも「心のいのち」は、無限のつながりがある、と鈴木さんはおっしゃいました。 死によって、「身体のいのち」は終わってしまっても、「心のいのち」は大切な人の心の中で、無限につながっていく、ということなのですね。 「いのちを大切にする」 これは、自分のいのちのことだけではありません。 支え合って生きている「仲間のいのち」も、同じように大切にしなければいけませんね。 ●家族の絆 「あなたのいのちは、あなただけのものではありません。あなたの両親、その両親、そのまた両親、と、誰一人欠けていても、あなたはこの世にいないのです。いのちのつながりは『家族の絆』なんですよ」と鈴木さんはおっしゃいました。 家族(家庭)は、ともに人生を営む場です。 そして、ともに危機を乗り越えて成長していきます。 家族は、深い愛情で支え合っているのですね。 それまで静かな口調でお話しされていた鈴木さんが、ここで大きな声で訴えました。 親より先に、死んではいけない。 あなたたちが死ねば、親は血の涙を流します。 どんなことがあっても、絶対に、親より先に死んではいけない! この鈴木さんの言葉は、すべての親の想いですね。 きっと、子どもたちにも「想い」が届いたと思います。 ●いのちの願い 鈴木さんは「いのちの願い」として、3つのことを教えて下さいました。 ・普通の生活の中で、小さな実践をする 家族や友達、周りの人々と「支え合う」こと。 「ありがとう」の気持ちを大切にすること。 しっかり「生き抜く」こと。 ・いのちを大切にしているか?問いかける いのちの言葉を心に刻む 「親より先に死んではいけない」 健康を保つことも大切 ・いのちはかけがえがない 一人のいのちは、多くの人に支えられ、愛されている、ということを忘れない ********** 今回の「いのちの授業」は、大人も子どもも、それぞれの立場で感じたことが違っていたかもしれませんね。 私たち保護者は、「親としての子どもへの想い」を持ちながらお話しを聞きましたが、しだいに、自分も子どもの立場で「両親への想い」も持つことができました。 ぜひ一度、お子さんから感想を聞いてみてくださいね。 照れくさがって、ちゃんと答えてくれないかもしれませんが、「たくさんの人に支えられ、愛されているいのちなんだ」とわかってくれたことと思います。 心に深く染み入るすばらしい授業をしてくださった鈴木中人さんに、心から感謝します。ありがとうございました。 ご協力いただいた先生方、PTA役員の皆さん、今回も本当にありがとうございました。 最後に、ご参加下さった大人の皆さま、生徒の皆さんへお礼を申し上げます。ありがとうございました! 「第3回特別講座」で大人の学び(2)
「第3回 親子で学ぶ小牧中特別講座」での大人の学びの第2回です。
☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら ●生き抜く 限りある「いのち」だからこそ、「一生懸命生きること」「生き抜くこと」が大切、と鈴木さんはおっしゃいました。 一生懸命生きれば、「いのちは輝く」のです。 鈴木さんの娘の景子ちゃんは、最後まで、一生懸命に生き抜きました。 だから、景子ちゃんのいのちは、今でも多くの人の心の中で輝いているのだと思います。 ●支え合う 人は、ひとりきりで生きているわけではありません。 鈴木さんは、景子ちゃんの闘病中に、多くの人に支えられていることに気付いた、とおっしゃいました。 それに気付くことができれば、自然と「ありがとう」という気持ちも生まれますね。 このように、人と人が支えあい、「ありがとう」が循環することが、他人も自分も幸せにすることなのですね。 ●困難と向き合う 自分の困難は、自分しか向き合えない、と鈴木さんはおっしゃいました。 景子ちゃんの病気が進行し、鈴木さんは心の底から「代われるものなら代わってやりたい」と何度も願ったそうです。 しかし、それは叶わぬことです。 誰しも、つらく苦しい困難を抱えることがあります。 そんな時は、思いっきり泣けばいい、たくさん涙を流せばいい、と教えていただきました。 「流した涙の分だけ幸せになれる」 それだけ一生懸命生きることで、いのちが輝くのですね。 ●寄り添う 困難は、当人しか向き合えませんが、周りの人々にもできることはあります。 それは「寄り添う」ことだと、鈴木さんはおっしゃいました。 人は「孤独感」に絶望するのです。 だから、「一人じゃない」という安心感が持てるように、寄り添ってあげてほしい。 ただそばにいて、静かに手を握ってあげたり、話を聞いてあげたりすること。 そうやって寄り添うことで、「一人じゃない安心感」を与えてあげられる、孤独感から救ってあげられる、と教えていただきました。 「第3回特別講座」で大人の学び(1)
8/21(水)の「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」では、鈴木中人さんから「いのちの授業」のお話しをお聞きしました。
娘さんの闘病のお話しでは、何度も胸が詰まり、多くの皆さんが目頭を押さえていらっしゃいました。 鈴木さんのお話しの中から学んだことを、いくつかご紹介します。 ☆「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら ●小児がんの患者数から 現在、小児がんで闘病中の子どもは、全国で約20,000人。 小児がんは、子どもの死因の第2位だそうです。(第1位は交通事故) しかし、最近では医学の発達により、約7〜8割の患者は助かるそうです。 これだけ多くの子どもたちが、病気と闘っていて、行きたくても学校へ行けない現実があります。 誰でも一度は「学校へ行きたくないな」と思った経験はあるでしょう。 でも、そんな時には、この「行きたくても行けない子がいる」ということを思い出してほしいのです。 行きたくても行けない子の分も、あなたはがんばらなければいけない、ということではありません。 子どもたちには「学校に行けることは幸せなことだ」ということを、忘れないでほしいと思います。 「自分は幸せだな」と素直に思える人であってほしいと思います。 ●いのちは不思議 日本の年間自殺者数をご存じですか? 昨年は10数年ぶりに若干減少しましたが、約30,000人のいのちが、毎年自殺により失われています。 自殺未遂の人は、その10倍の人数にのぼると言われています。 約300,000人。小牧市の人口の約2倍です。 小児がんの「いのち」は、「もっと生きたい」と願ういのち 自殺する「いのち」は、「もっと生きられるのに」あきらめてしまういのち 人は必ず死を迎えます。死と向き合わない「いのち」はありません。 限りある「いのち」だからこそ、「本当に大切なことに気付くこと」が「自分を幸せにすること」だよ、と鈴木さんに教えていただきました。 新しいこと始まりました!「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」
8/21(水)「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」が開催されました。
今回は、「ぜひ子どもたちに聞かせたい」という校長先生の想いから、全校出校日の開催となり、会場も小牧市民会館で行うことができました。 子どもたちは、暑い中、学校から歩いて市民会館へ移動したので大変だったでしょうが、しっかりした態度で講演を聞いている姿は、とても立派でした。 今回の特別講座は、区長会のご厚意で、各町内の回覧板で案内チラシを回覧していただいたこともあり、保護者だけでなく、地域の方がたくさん参加して下さいました。 また、他市から参加して下さった方もありました。 講師の鈴木中人さんは、小児がんで娘さんを亡くされています。大変、つらく苦しい経験をされました。 そして、現在は、小児がんの子どもを救うために、小児がんの子を持つご家族を支えるために、さまざまな活動をされています。 ご自身の経験を、静かに語る鈴木さんのお話しをお聞きしながら、参加した大人・子ども、それぞれが「いのち」について、静かに想いを巡らせました。 とてもすばらしい時間になりました。 貴重な時間を与えて下さった鈴木中人さん、ありがとうございました。 また、先生方による学校の支援に深く感謝しています。 そして、足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。 【合わせてご覧ください】 鈴木中人さんが代表をされている「いのちをバトンタッチする会」HPはこちら 「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」へのお誘い
夏休みも、残すところ、あと2週間。
楽しい思い出は、たくさんできたでしょうか? さて、8/21(水)は「全校出校日」です。 この日に提出しなければいけない課題も多いと思います。 忘れていて、当日に慌てなくてもよいように、保護者の皆さんからお子さんに、一声かけてあげられるといいですね。 この日は、「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」が開催されます。 今回の特別講座は「特別バージョン」です。 子どもたちと一緒に、市民会館で、鈴木中人さんの「いのちの講演」をお聞きします。 親子で同じお話しを聞くことができる貴重な機会ですので、ぜひ多くの保護者の皆さんに参加していただいて、ご家庭で、親と子のそれぞれの「いのち」についての想いを話し合うきっかけにしてもらえるといいなと思います。 この特別講座は、小牧中の保護者だけでなく、どなたでもご参加いただけます。 区長会のご厚意で、先日、案内チラシを、各町内で回覧していただきました。 地域の皆さまも、ぜひ足をお運びください。 ● 日時 8/21(水)10:20〜11:40 (受付開始 10:00) ● 会場 小牧市民会館 大ホール (1階席は生徒が使用しますので、保護者や地域の方々は2階席をご利用ください) なお、案内チラシは、右欄の「配布文書」よりご覧いただけます。 8/21(水)10:20〜11:40 (受付開始 10:00)</font> ● 会場 小牧市民会館 大ホール (1階席は生徒が使用しますので、保護者や地域の方々は2階席をご利用ください) なお、案内チラシは、右欄の「配布文書」よりご覧いただけます。 <swa:ContentLink type="doc" item="12139">(第3回特別講座チラシ)</swa:ContentLink> 【関連記事】 <a href="http://swa.komaki-aic.ed.jp/weblog/index.php?id=komaki_j_pta&type=1&column_id=104786&category_id=1507" target="_blank">【PTAの部屋】「第3回親子で学ぶ小牧中特別講座」チラシ完成! 7/19 長崎「原爆の日」に想う
昨日8/9(金)は、3日前の広島に続き、長崎の「原爆の日」でした。
先日の学校HPで、校長先生が中学生時代の恩師の言葉を引用された記事を掲載して下さいました。 中学生の皆さんに、「平和宣言を読んで、自分の置かれている環境について考えてほしい」というメッセージでした。 (「広島『原爆の日』に想う」に思う 8/7) 昨日の、長崎市長の平和宣言では、とくに若い世代の人々へのメッセージがとても印象的でした。 一部を引用します。 -----*--(引用開始)--*----- 若い世代の皆さん、被爆者の声を聞いたことがありますか。 「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」と叫ぶ声を。 あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。 68年前、原子雲の下で何があったのか。 なぜ被爆者は未来のために身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか。 被爆者の声に耳を傾けてみてください。 そして、あなたが住む世界、あなたの子どもたちが生きる未来に核兵器が存在していいのか。 考えてみてください。 互いに話し合ってみてください。 あなたたちこそが未来なのです。 -----*--(引用ここまで)--*----- 「平和」がどれだけ幸せなことなのか、大人も子供も、改めて考えたいですね。 そして「いのち」についても、ぜひ想いを寄せてほしいと思います。 戦争、原爆という理不尽な力によって、無残に散ってしまった数え切れない「いのち」があります。 「生きたい!」と願っても叶えられなかった、多くの「いのち」 今を生きる子どもたちには、そういう「いのち」がたくさんあったことを忘れず、自分の「いのち」も他人の「いのち」も同様にかけがえなのない大切なものだ、ということを、心に刻んでほしいですね。 ※写真は長崎市HPから引用しています。 ちなみに、写真の像は有名な「平和祈念像」ですが、その意味を先日の佐藤先生の講演会で教えていただきましたので、合わせてご紹介します。 神の愛と仏の慈悲を象徴し、垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた足は救った命 を表し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。被爆10周年にあたる1955年8月8日に完成。(Wikipediaより引用) 【関連記事】 ●長崎市HP (平成25年度長崎平和宣言 8/9) 佐藤先生講演会で「大人の学び」(2)
8/7(水)佐藤正寿先生の講演会での「大人の学び」第2回です。
【関連記事】 ●小牧中HP (夏季教職員研修(2) 8/7) ●佐藤正寿先生ブログ「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」 (新分野で講師 8/7) ● ライフステージを見据える 佐藤先生は、教師としての時間を3つのステージに分けて、それぞれのステージで何をすべきか、ということをお話しして下さいました。 ・第1ステージ(20代〜30代半ば)教師としての基礎を学ぶ世代 ・第2ステージ(30代半ば〜40代後半)学校の柱として活躍する世代 ・第3ステージ(40代後半〜退職)学校のリーダー、後輩を育てる世代 保護者の皆さんも、同様にそれぞれの世代に分かれますね。 そして、それぞれの世代の役割を、会社や地域など、社会の中で担っていらっしゃることと思います。 佐藤先生がおっしゃっていたのは、常に先のステージのことを見据えて、次のステージのために「今できること・今すべきこと」を具体的に考えていくとよい、ということでした。 次のステージの目標を定めることで、そこへ到達するための一年一年の行動を具体化することが大切だよ、と教えていただきました。 日々の生活の中で、どうしても目先のことにとらわれがちですが、先のステージを見据えた「未来の自分」について考えてみるといいですね。 ● 人間関係力 人が社会生活を営む上で欠かせないのが「人間関係を円滑に築く力」ですね。 教師であれば、「子どもとの人間関係」「職場での人間関係」「保護者との人間関係」ということが主に挙げられますが、これらの人間関係がうまくいかないと、いくら授業が上手だったとしても、学校の中で孤立してしまうことになりかねません。 「保護者との人間関係」について、最近は「モンスター・ピアレント」という言葉が一般化しているように、対応が難しいケースが多いそうです。 しかし、佐藤先生はおっしゃいました。 「教師と保護者は、子どもをよくしたい。立派に育てたい。という思いは共通のものを持っている。だから、保護者は敵ではなく、味方なんですよ」 まったく、そのとおりだと思います。 立場は違っても、願っていることは同じなのですから、きちんと思いを伝え合えば、必ず分かりあえるはずだと思うのです。 先生も保護者も、それぞれがお互いの立場を尊重し合って、「子どもたちのために」という同じ気持ちで、信頼関係が築けるといいですね。 ● 子どもの「ドキドキ」を体験する 今回の講演会は、ずっとお話ばかりだったわけではありません。 「地名あてクイズ」などの小学校の社会科の問題を使って、模擬授業のようなこともありました。 誰もが習ったはずの、小学校の社会の問題でしたが、意外とうろ覚えで「あれ?どうだったっけ?」ということが多かったのです。 先生の指示で、隣近所の席の人たちと相談するのですが、予想外の答えが飛び出したりして、けっこう面白く、楽しい時間でした。 みんなで相談している間、佐藤先生は、ニコニコしながら歩きまわって、みんなの様子を見ています。 「話し合いを止めて」の指示のあとは、「次、当てられたらどうしよう。自信ないからイヤだなぁ」と、ドキドキし通しでした。 授業中、子どもたちも、きっと同じ思いをしているのでしょうね。 「当てられたらどうしよう・・・ドキドキ」 久しぶりに生徒に戻って、子どもたちのドキドキを体験しました。 がんばってるんですね!子どもたち。えらいぞ(笑) 今回、たくさんの皆さんのお力添えで講演会に参加することができ、本当に感謝しています。 佐藤先生、とても多くの学びを、ありがとうございました。 佐藤先生講演会で「大人の学び」(1)
8/7(水)小牧勤労センターで開催された、小牧市夏季教職員研修会の講演の一つに、特別に参加させていただく機会に恵まれました。
教員向けの講演でしたが、教員でなくても、とても学びの多い講演でした。 学校HPでも記事が掲載されていますが、小牧中からも多くの先生方が参加されており、先生が自ら学ぶ姿勢を示して下さっていることに、保護者としてとても心強く感じました。 講演をお聞きして感じたことのいくつかを、ご紹介したいと思います。 【関連記事】 ●小牧中HP (夏季教職員研修(2) 8/7) ●佐藤正寿先生ブログ「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」 (新分野で講師 8/7) ● 演題・講師 「価値ある出会いと学びが教師を変える〜教師力を高めるために〜」 岩手県奥州市立常盤小学校 副校長 佐藤正寿先生 ● 講演会では知識を学ぶのではなく、考え方を知ること。 佐藤先生は、現在、岩手県の小学校の副校長(教頭)先生をされています。 皆さんもご存じのとおり、教頭先生といえば「学校で一番忙しい先生」であると言っても過言ではありません。 そんなお忙しい身でありながら、各地で講演会をされているのは、ご自身が学ぶためでもある、とおっしゃいました。 佐藤先生は、ご自分が講演をされるばかりでなく、よく講演会や研修会に聴衆として参加されるそうですが、その中で学んだことに「講演会では知識を学ぶのではない。考え方を知ることだ」という言葉があるそうです。 「知識」は単なる情報として、頭の中を通り過ぎてしまうこともありますが、「考え方」となると心に残りやすくなります。 また、いろいろな考え方を知ることで、物事をいろいろな角度で見ることができるようになる、ということだと思います。 「人の意見や考え方を聞く」ということは、「自分の考え方をより豊かにしてくれることなんだ」ということを、改めて感じました。 子どもたちは、授業の中でよく4人組になって話し合っています。 その姿と、佐藤先生のお話しが重なって「なるほど。4人組には、そういう狙いもあるんだな」と納得しました。 ● 人間性を磨く 「教師として学ぶだけではなく、私は人間として自分自身を磨くことも大切と考えている」と、佐藤先生はおっしゃいました。 自分に合った方法で学び続けることが、自分の人間性を磨くことにつながり、それは必ず子どもにもよい影響を与えることができる、ということです。 これは、教師に限らず、私たち保護者にも言えることですね。 身近な大人である親が、生き生きと学び続けている姿を子どもたちに見せることができれば、子どもはきっと「大人になるのも悪くないな」と感じてくれるのではないでしょうか。 自分自身のためにも、子どもたちのためにも、「学び続ける大人」でありたいものですね。 広島「原爆の日」に想う
今日、8月6日は、広島「原爆の日」です。
皆さんもご存じのとおり、68年前の今日、広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くの命を奪いました。 今日の平和記念式典では、この1年間に死亡が確認された方や、新たに亡くなった方5,859名の名前が書き加えられ、総勢28万6,818名になった原爆死没者名簿が、原爆慰霊碑に納められたそうです。 私たち保護者全員が、広島の原爆投下については、学校で学んできました。 もちろん、子どもたちも学んでいます。 これからも、世界で唯一の被爆国である日本の国民として、学び続けていかなければならないことですね。 「起こった事実」を教科書で学ぶことはできます。 しかし、実際に体験した人の話を聞くことや、被爆地を訪れて本物の資料を見ることで、実感につなげることができますね。 実感につながったほうが、より理解が深まると思います。 でも、戦後68年が経ち、当時を知る人たちは、年々減ってきています。 子どもたちの祖父母の世代(私たちの両親の世代)でも、戦争を経験していない人が増えています。 戦争の悲惨さを風化させず、子どもたちに伝えていくために、「語り継ぐこと」の重要性がとても高まっていると感じます。 子どもたちには、年に一度、この時期だけでも、戦争で起こった悲劇について、しっかりと目で見て、耳を傾けてほしいと願っています。 今日の平和記念式典には、福島の原発事故の影響で全町民が避難を余儀なくされている浪江町の町長さんも参列されていた、とニュースにありました。 「爆弾」「発電」と形は違いますが、今日のニュースが「原子力」についてご家族で考えるきっかけになるといいですね。 ※写真は、中日新聞HPから引用しています。今日の原爆ドームの様子です。 |
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