「しゃべり場」知りたいことの回答集(3)
- 公開日
- 2014/03/13
- 更新日
- 2014/03/13
しゃべり場
「しゃべり場」の回答集その3です。(最終回)
お忙しい中、質問への回答にご協力いただいた長谷川先生に感謝いたします。ありがとうございました。
【トラブルにあってしまったら】
<質問>子どもが「○○(名前)うざい」「死ね」という言葉が、延々と綴られたメール(LINEのメッセージ)を受け取ったことがあります。
直接送られてきたわけでなく、その子の親しい子に送ったものを、受信した子が「△△さんが、こんな文章を送ってきた」と拡散させたようです。
送信元の子の性格や家庭環境を知っているので、子どもには「無視しておけば」と伝えました。
LINEで送信元の子をブロックすると「なぜブロックするのか?」と詰め寄られるかもしれないと思うとこわい。
<回答>「無視するように」との指導をなさったことは正しい指導だと思います。
他の生徒さんと同じように転送してしまうと、より問題が大きくなってしまうからです。
ぜひ、そのメッセージのスクリーンショットを撮って、学校に相談されることをおすすめします。
ひどい言葉をかいた生徒さんや転送した生徒さんには、ひどい言葉を書いたメールを送ったり、転送したりしても、問題解決にはならないということ、人が傷つく言葉をメールで送ってはいけない、ということに気付いてほしいですね。
<事務局より>ネット上で誹謗中傷を受けた場合、事実をきちんと把握して、学校に相談するのがよいそうです。
そのときに、説明がスムーズにできるように「スクリーンショット」(画面のコピーのこと。機種により撮影方法が異なるので、一度確認しておくことをおすすめします)を証拠として残しておくといいそうです。
メールの場合は、「見たくない」という心理が働いて、すぐに削除してしまうことも多いようですが、そのまま保存しておく方がよいでしょう。
お互いに応酬してしまうと事態が悪くなってしまうことがほとんどなので、早い段階でまずは親に相談できるような関係を、日ごろから作っておくことが大切ですね。