7/8（火）に開催された「第2回　ゲーム機・スマホを知ろう！〜子どもを守るためのしゃべり場〜」のまとめの第7回です。（最終回）


●家庭でのルールに入れた方がよいこと

「ルール作り」が大切だということは、皆さんよくご存じのとおりです。

そうはいっても、なかなか決めたルールが守れない、というご家庭も多いのではないでしょうか。

何度も何度も、親子で話し合うことが必要ですね。

ご家庭でのルールに入れたらよい、という項目をご紹介しますので、参考にしてください。


1.　困ったことがあったら、すぐに親や先生に相談する。（問題が小さいうちに解決することが重要）

2.　ネットで知り合った人と、直接会わない。

3.　他人のID、パスワードを使わない。自分のパスワードは忘れにくく、他人にわかりにくいものに設定する。

4.　必要以上の個人情報を公開しない。

5.　布団の中やお風呂の中に持ち込まない。

6.　勉強のときは、電源をOFFにする。

7.　充電は決められた場所でする。

8.　アプリのインストールは親の許可を得て行う。

その他、有料のアプリやゲームのアイテム、スタンプの購入などに関するルールを決める。


一番大切なことは、1の「困ったときに、すぐに相談できる関係づくり」を日ごろから心がけておくことです。

ケータイやスマホの設定や機種はどんどん変わっていくので、いつの間にかついていけなくなってしまうのはよくあることです。

親も、基本的な知識や「今、世の中でどのようなことが問題になっているのか」を知るのは必要ですが、やはり日ごろの親子の関係をしっかりしておくことが大切なのですね。


**********

今回の「しゃべり場」では、「ロールプレイング」や「実演」を取り入れて、参加者の皆さんにより伝わりやすくする工夫をしました。

グループディスカッションでは、参加者が積極的に意見交換する場面が多くみられ、いろいろな意見を共有することができました。

ネットに関する問題は、どんどん新たな問題が発生し、深刻化していて、簡単に解決できる問題ではありません。

しかし、いつの時代も「日ごろのコミュニケーション」が大切だということを、皆さんにお伝えしてきました。

親子、先生と子ども、先生と保護者、それぞれに「相談し合える関係」にしていけるといいですね。


改めて、「しゃべり場」を監修してくださった金城学院大学の長谷川元洋先生に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

ご参加いただいた皆さま、最高のチームワークを発揮した「チーム小牧中」のスタッフの皆さま、ありがとうございました。