「中日新聞の記事」に想う(1) 〜保護者の視点で〜
- 公開日
- 2013/10/14
- 更新日
- 2013/10/20
しゃべり場
今朝の中日新聞をご覧になりましたか?
ついに、新聞の1面の記事になったか・・・というのが、率直な感想です。
学校HPでも、校長先生がさっそく記事に書かれています。
(【小牧中HP】ネットの出会い危険隣り合わせ(中日新聞2013年10月14日朝刊1面) 10/14)
新聞記事に書かれている「ネットの問題」について、保護者の想いです。
●知らない人との出会いの危険
まず1面で紹介されていたのは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用して、「知らない人と出会うこと」についてです。
「ネットで知り合った人と実際に会うことで、犯罪被害に遭う」ということが、大きな問題になっています。
このことに関しては、子どもへの啓発が進んでいることもあり、中学生や高校生の中には相当の警戒心を持てる子どもも増えているようです。
記事の中でも、SNSでメッセージのやり取りをしていても、実際に会うのはコワイ、と感じている生徒の意見も多数掲載されていました。
そして、記事の中で注目したいのは「SNSで本当の友だちができ、世界が広がった」と答えている生徒がいることです。
インターネットを一般の人が手軽に利用できるようになった当初、ネットの利点として「いろいろな人と知り合ったり、新しい情報を得ることができる」ということがありました。
今でも、この利点は変わりません。
上手に活用すれば、とても便利で、有用なサービスのはずです。
「ネットは危険」「ネットは恐ろしい」と悪い側面だけ強調して、全面的に利用を制限するのではなく、利用する側が、きちんと理解したうえで利用することが大切だと思います。
記事では触れていませんでしたが、最近は小学生も日常的にネットを使いますから、小学生の間でも同様の被害が起きていることも、知っておいていただきたい事実です。
小学生の中にはまだ「なりすましを疑う」「危険を察知する」という力が十分には育っていないことも多く、素直で簡単に信じやすいことがあだとなり、だまされやすいのです。
そう考えると、小学生にももっと啓発活動をしていくことが必要ですね。
とても残念なことですが「世の中には、悪いことしようを考えてネットを利用している人がたくさんいる」という事実を教え、「自分だけで判断しないで、必ず周りの大人に相談しよう」ということを、徹底して伝えていかなくてはなりませんね。