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2024年12月までの記事

学校と家庭の連携 〜ネットの問題で見えたこと〜

公開日
2013/10/25
更新日
2013/10/25

しゃべり場

先週(10/15)、小牧中で「しゃべり場」が開催され、そのときのグループディスカッションで出た意見や、アンケートに書いていただいた感想などを「PTAの部屋」でご紹介しました。ご覧いただきましたでしょうか?

いつも拝見している他校のHPで、校長先生が「LINE」についてご意見を書かれていました。合わせてご覧ください。

●【一宮市立尾西第三中学校HP】10月23日(水)既読無視は犯罪です・・?

●【一宮市立大和中学校HP】10月24日(木)<校長室より>再び「LINE」


これらの記事の中で書かれているように、学校の
「中学校生活に、ケータイやスマホは必要ない」
という考え方には納得できます。

たしかに、学校の勉強のために必要なものではありませんし、ゲームやSNSなどで時間を浪費するならば、それらは子どもに悪影響を及ぼす、まったく不要なものと言えます。

ですから、学校側が「学校は不要なものという考えなので、家庭で、使い方についてはきちんと話し合ってほしい」とおっしゃるのは当然のことかもしれません。

しかし、実際には、ケータイやスマホに関わるいろいろなトラブルは学校生活につながっていて、いじめに発展してしまうケースも出ています。

そんな現状の中で、学校も「なんとかしなければ」という危機感で、対応せざるをえなくなっています。

本来不要なものであるケータイやスマホを持たせているのは、私たち保護者です。
私たちはそのことをしっかり認識する必要がありますね。
そして、ケータイやスマホの使い方を子どもと考えることは、家庭の役割だということも忘れてはいけませんよね。

子どもたちの人間関係は学校で築かれていくこと。
その過程でケータイやスマホが関わってくること。
これらのことを考えると、やはり学校と保護者(家庭)が一緒に考えていかなければいけない問題だ、ということに行き着きます。

子どものネットに関わる問題は、簡単に解決できることではありませんし、拡大していくばかりです。
学校と保護者が協力していく取り組みを、地道に続けることが大切ですね。
他地域でも、牧中や小牧市内の中学校で開催している「しゃべり場」のような連携の取り組みが広がって、みんなで一緒に子どもを育てるムードが広がるといいですね。