「ネット社会を生きる」に想う
- 公開日
- 2014/01/13
- 更新日
- 2014/01/13
しゃべり場
昨日の学校HPに、5年前の「読売教師力セミナー」に記事が掲載されました。
【小牧中HP】ネット社会を生きる =親の役割・教師の役割=(読売教師力セミナー2009) 1/12
ここで行われた模擬授業の内容や、その後の授業解説で話された内容は、5年たった今、まさに社会問題になっていることです。
今ほどネットの問題が顕著化していなかった5年も前に、このようなセミナーが行われていたことに驚きました。
そして、玉置先生が愛知県教育委員会で取り組んでこられた「情報モラル」は、非常に重要な取り組みであったことがわかりますね。
ネットに関するいろいろな問題は、携帯電話やスマホが、予想以上の猛スピードで普及したことに、原因の一端があるように思います。
あまりにもあっという間に広がったために、使う側が「利点」にばかり目を奪われてしまい、「リスク」について考えないまま、きちんと理解しないまま使っていった結果が、今の状況なのではないでしょうか。
ネットの問題を見聞きするたびに思うのは、「携帯やスマホは、ただの道具。道具に振り回されないことが大切」ということです。
そして「一番大切なのは、使う側の『想像力』と『思いやり』」だと思うのです。
これは、校長先生も記事の中で書かれていましたが、そのとおりだと思われませんか?
社会の中で生きていく上で、この「想像力」と「思いやり」は、とても大切なことですね。
学校と家庭が協力して、子どもたちの「心」を育てることができるといいなと思います。
これは時間のかかることですし、遠回りになるかもしれませんが、ネットの問題に立ち向かう武器になるのではないかと感じています。
昨年開催した「しゃべり場」のように、これからも、保護者も先生も地域の大人も一緒になって考える機会を作っていけるといいですね。