「しゃべり場」知りたいことの回答集(2)
- 公開日
- 2014/03/13
- 更新日
- 2014/03/14
しゃべり場
「しゃべり場」の回答集その2です。
【子どもにスマホ・ケータイを持たせるかどうか】
<質問>この4月に中学生になりますが、まわりの友達が結構スマホを持っているので、持たせたほうがよいのかどうか?(本人はとても欲しがっています)
<回答>最終的には、保護者の判断になります。
メリット・デメリットを考えて、ご判断ください。
スマートフォンを持たせると、毎月5,000円前後の費用がかかります。
年間60,000円ほどの費用をかける必要があるかどうかも判断材料の一つとなると思います。
なお、学校への持ち込みは、学習に不要であることから禁止している学校が多いと思います。
小牧市内の中学校も同様だと思われますので、通学予定の中学校に確認してください。
<質問>自分では、高校生くらいになったら、ケータイを考えてもよいかなと考えていたのですが、そうすると友達とうまく付き合えず、仲間に入れなくなる心配もあって、しゃべり場で聞いたことを話し合ってから決めたいと思うが、まだ、はっきり自分でもいつにするかを考えているところです。
<回答>親子でよく話し合うことが大切だと思います。
持たせる場合は、お子さんに、利用のルールを考えさせ、それを書いた紙を家族が集まる場所に貼っておくとよいと思います。
<事務局より>小牧市内の小中学校では、スマホやケータイを学校に持ち込むことは禁止されているはずです。
基本的に「学習に不要なものは、学校に持ってこない」という指導がされているはずです。
子どもたちが親にねだる時の常套手段に「みんな持っているから」という言葉がありますが、実際にはそのようなことはなく、持っていない子もたくさんいますので、お子さんの口車に惑わされず、「本当に今必要か」ということを、親子で話し合えるといいですね。
【先生たちのスマホ事情】
<質問>先生方が「ガラケーなのでスマホのことはよくわかりません」と言われるのを何度も聞いたが、先生方も使ってみて、よく知ったほうがいいのではないでしょうか?
<回答>スマホを買わなくても、iPod touchやウォークマンで、通話以外のことはスマホと同じように使えますので、それらを試してみることは、指導するための準備になると思います。
全員の先生が詳しくなくても、誰か詳しい先生が、詳しくない先生に教えたり、生徒を指導する際に組織的対応することが望ましいと思います。
<事務局より>私たち保護者が新しいものに疎いのと同じように、先生方にもその傾向があります。
子どもたちの間で今起きていることを知るためには、大人も新しいものに関心を持っていなければなりませんね。
子どもを取り巻く環境は刻々と変化していて、常に新しいものが生まれていますが、子どもたちにとって問題になる「いじめ」に関しては、「コミュニケーションの取り方」に問題があることが多いのです。
大人が最新機器の使い方を覚えて、トラブルに巻き込まれないように、と子どもたちに指導することももちろん大切ですが、ネット上でもリアルでも「人との付き合い方」を子どもたちに考えさせることも必要ですね。