4/8 始業式
- 公開日
- 2019/04/08
- 更新日
- 2019/04/08
学校行事
今年度最初の校長式辞です。
(抜粋)
新たに 1年生57名を迎え、篠岡小学校は全校児童321名、14学級で 平成31年度がスタートです。どんな1年にしたいか、皆さんはそれぞれに夢をもち、目標をたてたのではないでしょうか。
今日は一年のスタートに当たり「時間」のお話をします。
「時は金なり」と言われています。なぜ時間が大切なのでしょうか?実は、人間が生きられる時間は、例えば八〇歳まで生きられるとしたら、いったいどれくらいの時間になるのでしょう。一年が365日ですから、約2万9000日、時間に直すと約70万時間です。こうしてみると人間の一生というのは、意外に短いことがわかります。だからこそ大事にしなければならないのです。
歯磨きは3分間するのが望ましいと言われています。でも実際に3分間歯磨きをすると、とても長く感じます。そこで、3分間で他にどんなことができるか思い浮かべてみると、漢字の練習では、作文用紙に約三分の一くらい書けます。音読(声を出して読むと)、作文用紙で2枚半ぐらい読めます。好きな歌や曲は、3分間あれば、十分に楽しめます。
ところが、ゲームをしたり、テレビを見たりしているときはどうでしょうか?三十分はすぐに過ぎてしまいます。そのような時の3分間は「たったの3分間」ですね。授業の時間は、3分間を15回重ねたものです。1日5時間授業で75回分、6時間授業で、90回分にもなります。「たったの三分」でも積み重ねていくと、皆さんの力になります。授業の時間は、この3分間の積み重ねだということを忘れないでください。
限られた大切な時間です。今、できること、しなければならないことを力一杯行って、ぜひとも、みなさんのその夢や目標が成し遂げられるように、時間を有効に生かしてほしいと思います。